ベンリーを語る!

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社長が語る!

『日本の社長.TV(世界に想いを発信する日本のリーダー1,500人)』に掲載されたインタビュー

いっしょうけんめい。それが、ベンリーの原点。

私たちを必要としてくれる人々がいる限り、心を尽くして、社会的使命を果たしていく。

日々の生活の中の困りごと、悩みごとを持つお客様の声に耳を傾け、その解決策を携えてご自宅に駆けつける“救世主”のような存在であり続けたい。そして誰もが安心して暮らしていける世の中にしたい。そんな想いを胸に創業した便利屋事業。なぜ便利屋だったのか。それは単なる思いつきではありません。この便利屋こそ、これからの世の中に不可欠とされるときがくる。そのために私が先駆的役割を果たそう。そんな使命感に突き動かされてのスタートだったのです。

きっかけは学生時代。私は日本福祉大学に通い、身体障がい者や要介護の方々を数多く見てきました。ご飯一つ食べることも一生懸命に必死になってスプーンで口に運んでいる姿を見て、五体満足でいる自分は、やりたくてもできない人がいるのに怠けていてはいけない。自分達は何でもできるのだから、何事にも一生懸命に取り組まなければ申し訳ない。そんな思いが募りました。それが“いっしょうけんめい”の原点です。そして、どうせ働くなら人の為になる仕事をしたいという思いが、便利屋事業を始める動機となったのです。

事業は順風満帆だったわけではありません。ある“気づき”を得るまでは。こんなエピソードが“大切なこと”を私に教えてくれました。ある日、70代の女性から電話があり、「体が不自由で病院まで一緒について行って欲しい」との依頼。足が悪く、歩くことが困難なので、付き添って欲しい、薬を貰ったり、買い物をするのも手伝って欲しい、という内容でした。お店から車で片道2時間程かかる場所だったので「お宅まで大変遠く、時間も料金も掛かるので、近くに便利屋はありませんか。電話帳でお探しになられて相談してみてください。それでも困った場合は、お伺いさせて頂きますので」と一旦電話を切ったものの、女性の事が心配で「もし電話が掛かってきたら」と思い、電話の前で1時間半程待っていました。結果、電話はありませんでしたが、こんなに心配で気になるのなら、迷わず行動するべきだった!という自責の念に駆られることに。その時、痛感したのです。近くにお店があれば、すぐに駆けつけられる!助けてあげられる!と。これが全国チェーン化に踏み切る背景です。そして便利屋という少々胡散臭いイメージを払拭するために、“生活支援サービス”という呼び名を考え、“Benry”というブランドネームとともに商標登録もしました。

フランチャイズ展開を選んだのは「生活支援サービスは、その地域の方々が自分たちの地域に対して愛情を込めてサービスを行ってこそ、永続的な社会貢献事業として成り立つ」と考えたからです。ただ、地域密着の事業運営を託す代わりに、“本物のサービススタッフ”の育成だけは責任を持って我が社でやろうと思い、本格的なプロフェッショナルを養成する研修センターを設立。ベンリー経営システム研修プログラムを通じて、全国どこでも同じクオリティのサービスを提供できる人財の輩出を続けています。

生活支援サービス“Benry”の店舗は着実に増え続けています。「ぜひ我が社でやりたい!」という志のある会社が名乗りを上げ、地域に生きて、地域を活かす。一生懸命のサービスを、日々心を尽くして展開しています。自分たちのやりやすいこと、できることだけをやるのではなく、困りごとには耳を傾け、何でも先ずは相談にのってあげたいという思いが、ベンリーサービスの幅となり、今では100種類以上のサービスラインナップとなっています。

便利屋へのイメージも、私たちの生活支援サービスによって、多少なりとも変わりつつあります。私の想いが今、結実するときを迎えており、嬉しい限りです。しかしながら、まだまだ通過点。私たちにゴールはありません。全国のあちこちから聞こえてくる「Benryがあるから安心して暮らせる!」という声に、深く感謝しつつ、これからも私たちはお客様のあらゆる悩みに“Yes”で応え続けていきます。私たちを必要としてくれる人々がいる限り、心を尽くして、社会的使命を果たしていくつもりです。いっしょうけんめいに、ただ、ひたすらに、目の前にいる困った人に手をさしのべながら、一つひとつ。

合掌

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